3月18日に公示された県内の地価(平成22年1月1日現在)は、岐阜県内21市17町の399調査地点のうち、昨年から引き続いて調査した383地点すべてで下落した。全地点で下落したのは5年ぶり。全用途の平均変動率は前年比マイナス3・2%。住宅地平均、商業地平均とも18年連続の下落となった。景気後退の影響で下落幅はすべての用途で前年より拡大した。 地価公示の目的は、国土交通省(土地鑑定委員会)が毎年1回標準値の正常な価格を公示し、一般の土地の取引価格に対して指標を与えるとともに、公共事業用地の取得価格算定の基準とされ、また、国土利用計画法に基づく土地取引の規制における土地価格算定の規準とされる等により、適正な地価の形成に寄与することを目的としています。
用途別にみた下落率(カッコ内は前年)は▽住宅地2・8%(1・3%)▽宅地見込み地3・6%(2・8%)▽商業地3・9%(1・9%)▽準工業地3・4%(1・6%)▽工業地3・7%(2・2%)▽市街化調整区域内宅地3・8%(2・4%)。
◆住宅地
昨年から引き続いて調査する240地点すべてで下落。主な市の下落幅は、岐阜市3・1%▽大垣市2・6%▽高山市5・8%▽多治見市2・4%--。県平均は2・8%であった。
下落率が最も高いのは「岐阜市日置江8の12番外」の8・7%。このほか岐阜市の1地点と高山市の3地点で下落率が6%を超えた。5万~10万円の地点が09年より7地点減り、2万5000円未満が3地点増えた。岐阜市のJR西岐阜駅周辺、瑞穂市のJR穂積駅周辺の住宅地は人気が高く、変動は少なかった。


